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かたやま脳外科内科クリニック
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頭痛でお悩みの方へ

頭痛について

 日本人の実に4人に1人が片頭痛や緊張型頭痛など、慢性の頭痛もちであるといわれます。しかし医療機関を受診し、正確な診断のもと頭痛の治療を受けられる方は少なく、多くの方々が自己診断のもと、市販薬で一時しのぎをしているのが現状です。
また、医療機関を受診しても、正しい診断がつけられないまま放置される場合も多いと思われます。頭痛の原因は様々であり、その診断は意外に難しいのです。
慢性頭痛でお悩みの方は自己診断・自己治療で頭痛に苦しむことなく、ぜひ頭痛の専門医にご相談の上、適切な治療をお受けください。
頭痛について
 頭痛は様々な原因で起こります。生命に危険性のない良性頭痛(善玉)と、すぐに専門医に相談した方が良い悪性頭痛(悪玉)があります。

善玉の頭痛

緊張型頭痛

しめつけられるような鈍い痛みが毎日続くのが特徴です。肩や頚部のこりやストレスなどが誘因となります。放置すると頑固な慢性頭痛になる場合もありますので早めにご相談ください。

片頭痛

心拍に同期するズッキンズッキンする拍動性の痛みが特徴です。体動により増悪します。嘔気を伴うこともありますので、クモ膜下出血との鑑別が必要な場合があります。トリプタン系の薬剤が開発され、痛みのコントロールが以前にくらべて良好になりました。

群発頭痛

群発頭痛は頭痛全体から見ると全体の0.4%と頻度は多くはありませんが、片頭痛とともに、耐え難い頭痛をきたす疾患の一つです。しかし、頭痛専門医を除けば医師にもあまり知られていないため、なかなか診断がつかず苦しんでおられる患者様が多いと思われます。
群発頭痛は反復性群発性頭痛と慢性群発性頭痛の2つに分類されますが、多くは反復性です。20歳代から30歳代に発症し、80%が男性にみられます。頭痛の持続時間は15分から3時間で、夜間の同じ時刻に痛むことが多く、頭痛は大体1〜3ヶ月間に集中してほぼ毎日起こります。発作時には流涙、結膜の充血、鼻汁、鼻づまりなどの随伴症状がみられます。急性期の症状にはスマトリプタン(商品名:イミグラン)の皮下注射や純酸素の吸入などが有効です。また予防薬により頭痛発作の回数を減らすことも可能です。
痛みのない時期が年間を通して1ヶ月未満の場合、慢性群発頭痛と呼ばれます。慢性群発頭痛の発作予防にはボツリヌス治療が有効と言われています。

薬物乱用性頭痛

鎮痛薬を月に15日以上あるいはエルゴタミンやトリプタンを月10回以上、3ヶ月以上にわたって服用している場合を呼びます。一旦薬物乱用性頭痛になるとなかなか鎮痛剤の減量が難しくなるため、鎮痛剤の服用回数が増えてきた場合は専門医に相談し、適切なアドバイスをもらってください。

その他の頭痛

その他良性頭痛としては副鼻腔炎(蓄膿症)、後頭神経痛、性交時頭痛、飛行機頭痛などがあります。当クリニックでは様々なタイプの頭痛を適切に診断し治療いたします。

ボツリヌス治療について

 ボツリヌス治療とはボツリヌス菌の産生する毒素(製品名:ボトックス)を極めて安全な量、患部に注射して治療する方法です。ボトックスは注射部位周囲の筋肉の一時的な軽い麻痺を引き起こします。
最近では美容整形においてシワとりによく使われています。
現在我が国では片側顔面けいれん、眼瞼痙攣、痙性斜頚に保険適応となっています。
当クリニックでは慢性頭痛に対しての最新治療として、このボツリヌス治療を難治性の緊張型頭痛や片頭痛に対しても行っております。
他の治療法にてコントロールできない頭痛でお悩みの方はご相談ください。ただし、上記以外の病態に対するボツリヌス治療は自由診療となります。
ボツリヌス治療について
ボツリヌス治療について

悪玉の頭痛

 脳の病気すべてが頭痛をおこすわけではありません。例えば脳の血管が詰まっておこる脳梗塞はふつうは頭痛を伴いません(このため返って頭痛で発症した脳梗塞が見逃されることもありますが・・・)。当クリニックでは必要なら直ちにCTスキャンを行い、その場で善玉か悪玉を判断いたします。
悪玉の頭痛の代表がクモ膜下出血です。多くは脳の血管にできたコブ(脳動脈瘤)が破裂して発症します。突然の激しい頭痛、嘔吐が特徴ですが、初期の症状は片頭痛と紛らわしいことがあります。多くは頭部CTスキャンで容易に診断がつきます。
元々高血圧の方が急に頭が痛くなり、手足の脱力やしびれを伴う場合には脳出血なども考えられます。
脳腫瘍の頭痛の特徴として朝床の中で頭が痛むといわれていますが、必ずしもそうではありません。慢性の頭痛が徐々に強くなったり、手足のしびれや脱力が次第に強くなるなど頭痛に他の症状がみられる場合には早めに専門医にご相談ください。

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